気功って何?
要約
「気功」という言葉は耳にした事ははあるけれど、、、
なんだか胡散臭いものかな?
などなどと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では「気功とは」をわかりやすく解説します。
注意
私のサイトでいう「気功」は自分で自分のためにするものであって、人に施す、施術としての気功は一切除外しています。
また、このサイトは医療行為を行うものではありませんので、不調や疑問のある方はご自身の責任でお医者さんの診断を受け指示に従ってください。
結果に対しての一切の責任は負わないことをご了承いただいた方のみ、先を読んでいただければと思います。
また、「気功と太極拳は違うの?」の記事も用意していますので、是非そちらもご覧ください。
##
気功?
「気」というのは自然界に存在し、また人間の体の中にも流れる生命エネルギーであり、
「気功」ではこの生命エネルギーが体内を滞りなく流れるようにするための中医学の予防的あるいは治療的な療法です。
気功には2000年以上もの、中医学としてはなんと4000年以上にも及ぶ歴史がある世代から世代へと経験をもとに改良に改良を傘ねてきたものなのです。
針や灸が直にツボに働きかけるのと違い、気功では、
- 体の姿勢や動き
- 呼吸法、
- 集中力
を三本柱として、ツボや「気」の通り道である経脈に働きかけます。
でも、この説明だとあまりピンときませんよね。
残念ながら「気」は見ることも計ることもできません。
でも、気功を続けていると「気」を感じることはできるようになります。
日常でも、例えば両手で耳をこすった時に首筋がぞくぞくっとする感じや、
指先をよく動かした後の指先のピリピリした感じ、
あるいは手のひらを合わせてごしごしこすったり手のひらを近づけたり離したりした後に両手のひらの間に感じる暖かさ。。。
そんな風に「気」を知らずと体験しています。
気功で意識的にこの「気」に働きかけることによって、
気の滞りから来る凝り、痛み、腫れ、などなどの不調を改善するあるいは予防的に体に働きかけることが出来ます。
ただ、「気」を操る正しい方法を知らないと逆効果なこともあります。
例えば、ダイナミックな気の不足している人が気功でさらに鎮静効果のある型を続けると、
なおさらダイナミックな気が弱まって疲れがさらに取れない、というとわかりやすいでしょうか?
その反対もまた同じ。
ですから、動画を探して適当に気功を続けてゆく事にはリスクがあり、
中医学とともに気功を学んだ人の元で気功を始めることをお勧めします。